戦国時代

応仁の乱に始まる戦国時代。初めの頃は群雄割拠で各地で勢力争いが続いていました。ここでは織田信長が天下統一に乗り出すまでの主な動きと勢力図を紹介します。

各地を治める大名たち

関東を制圧した北条氏

今川義元が駿河の北条領に侵攻。その隙に関東の扇谷上杉朝定らによる8万の大軍が川越城を包囲します。これによってすぐに今川氏との和睦を成立させ、川越城に戻り1万の兵で夜戦を勝利しました。これによって北条氏が関東を制圧したこととなります。

中国地方の毛利氏

毛利元就は中国地方の有力者に養子を送るなどして盤石な体制をつくり、さらに勢いのあった井上氏を滅ぼし独裁体制を築きます。そして、力をつけた毛利元就に盟主であった陶晴賢(すえはるたか)が警戒し、1555年に大軍を率いて出陣したが、厳島合戦にて毛利軍の夜襲によって倒されます。こうして毛利氏が中国地方を束ねるかたちになります。

四国の長宗我部氏

四国の土佐(高知)の長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)は宿敵の本山氏、安芸(あき)氏を滅ぼし、1585年に四国を平定します。

九州の島津氏

ポルトガルなどの諸外国との交易や養蚕などの産業を興し、九州で大きな勢力となった島津氏。九州内での他勢力であった大友氏、龍造寺氏を倒します。九州統一目前の大きな勢力となりました。

そして天下統一へ…

各地が平定されていく中、ついに全国を統一していく志を持ったものが現れます。織田信長です。次回は織田信長が天下統一を目指した安土桃山時代について書いていきたいと思います。

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